マラガ的夏の大夕食会

マラガでは、今週から来週にかけて「一大バケーション」。仕事がお休み。ということは、同時に帰省ラッシュでもある。

8月の中心的行事と言えば、もちろん「フェリア(夏祭り)」。なのだが、だからと言って毎日踊っているわけではない。

久々に会える友人同士集まって「夏の大夕食会」なども連日行われる。この日は10人が集まり、海岸通りのチリンギート(魚介類レストラン)へ。

頼む頼む。割り勘だから、なんだかものすごいことになってきて、ビールは「五本セットバケツ入り」が、何度もテーブルに届けられる。

お料理の方も、焼イワシには始まり、焼魚、タコのフライ、エビ塩焼き、ナスのフライ、トマトサラダ、コロッケ・・・と、とどまるところを知らず。

四枚目の写真をご覧ください。マナーも何も。皿の上に皿が。重ねて置かれ食べ続ける(笑)これぞマラガ的夏の大夕食会。

だいたいレストラン集合が夜の10時。って、遅っ。で、スタートが10時半。さすがマラガ。食べ終わったらもう夜中の12時過ぎ。

それからまだ「腹ごなしにアイス食べに行こう!」って。はああっ?腹ごなしなのか。本当に。

太るわけだよなぁ。スペイン生活。たとえ海で泳いでも、汗だくでセビジャーナスを踊っても。まぁ、日本の猛暑で少しやせたので、2,3キロは気にせずにいただきまーす。

20年来の親友であるハビ吉とダビー(写真)とも、実に二か月ぶり。
「いったいどこをほっつき歩いてるんだか。僕たちのことなんかすっかり忘れて」
「あんまり会わないから、もう顔も忘れたよ」

必ず一言あるのだ、この二人は。とはいえ昨年、二人は父に会いに豊橋の実家まで訪ねて来てくれたのだ。行動ありき。だから文句は言えない。

「パパは元気?いつスペインに来るの?」
「お父さんからのキス(挨拶)は?預かってないの?」

で、左右のほっぺたにベソ(キス)を一つずつ。
「これは私から。で、これは父からね」
で、さらに二つ。

マラガにいるといつも友達同士で挨拶のキスをし、肩や腕に触って生活している。この日は十人だから、当然十人がお互いにキスの挨拶。それも夕食のはじめと、別れ際にもう一度(笑)これだけで数分はかかる。

「で、展示会は?どうだった?」
「友達に沢山会えた?お寿司食べた?」
「早くお金持ちになって、僕たちを貧困から救い出してよ」

食べて飲んでおしゃべりして。話題はいよいよマラガの「フェリア」へ。明日8月11日にスタート!はたしてどうなりますことやら。

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