春の発表会・4

La carta para mis alumnos al día siguiente de Concierto de primavera 2018?✨「春の発表会」翌日に子供たちにあてた私の手紙です。

【全文訳】
ピアノや日本語を通して、あなたたちの時間を
私と分かち合ってくれてありがとう。
音楽や文化、芸術は
あなたたちの生涯の友達となることでしょう。

あなたたちの努力、笑顔、存在は
私に歓びを与えてくれるばかりでなく、
いろいろなことを学ばせてくれます。

私たち先生は「窓」のようなもの。
学校とも家庭ともちがう別の景色を、
あなたたちは私たち先生を通して見ます。

私の窓から、楽しみながら世界を、
また別の角度から見てほしい。

私がいつも願っていること。それは
「あなたたちが幸せであること」。
「上手くやる、正しくやる」以上に。
それが、私自身の人生のプライオリティです。

時々発表会で、いつもの成果が出せないことが
あります。そういう時は、受け入れましょう。
「私たちは完璧じゃない」

いつでもうまくいくとは限りません。
だって人間だから。
輝かしい日もあれば、そうでない日もある。

大切なのは「やってみること」!
「やる」って、尊敬に値する行為です。
だって、リスクをしょっている。
うまくいかないかもしれない。

私自身のことを話しましょう。
昨日の発表会で私はうまく話せませんでした。
喉の炎症と微熱で
いつもほど笑顔も出せませんでした。

そして、紹介するはずの計算やゲームのことも、すっかり忘れてしまいました。

でも、私はとても満足しています。
なぜならあなたたちと一緒だったから。
そして、あなたたちが私を許してくれることも
知っています。

だって、私たちは信頼しあっているもの。
そのうえ、次の秋の発表会をよりよくする
チャンスをこうして与えられたのですから。

くりかえします。
大切なのは「やってみること」!
今ある環境、条件の中で全力を尽くすこと。
結果はいつも第二です。

全ては、プロセスの中にあります。
幸せ、歓び、発見、感動・・・成功も含めて。
それは私たちの毎日、毎週の中にあります。

発表会の結果が全てでは、けしてありません。
私はあなたたちを誇りに思っています。
そして、とても愛しています。
ベソス(キッス)

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