3. A列車で行こう

今日はひきつづき、岐阜県・関市の「ロックンロ-ルカフェ」
で行われたライブのようすをお伝えしていきましょう。

今日のテーマは「A列車で行こう」。
おなじみ、デューク・エリントンの名曲ですね。
なんといっても、スイング感が最高!

この「スイング感」というのは、
実はミュージシャンにとって、とても大切な感覚です。
わたしの友人に、クラシックだけを専門に弾いている
弦楽器の音楽家の人たちがけっこういますが、
いっしょにカクテルパーティで弾いたとき
「スイング感」がまったくなくて、驚いたことがありました。

彼らは楽譜どおり、すべての音をきちんと弾いてくれます。
ビブラードまでかけて。
が、そうすると、スイング感は出ない。

大切なのは、スキップする感じで、
わざと2音目をかすめて弾くことなのですね。
リズムとしては、「タッカ、タッカ」。
もっと技術的なことを言うと、
8分音符のところはすべて「タッカ、タッカ」のリズムで弾く!
と言っても過言ではありません。
そうすると、フレーズに勢いがでて、空気が入るのよね。

スイング感で、思い出しましたが
植木等の「スーダら節」は、かなりスイングしてますね。
「スー、スー、スーダラ、ダッタ、スラスラ、スイスイスイ~!」
この部分、ソルフェージュとしても、かなり高度です。
今度、うちのピアノ教室の教材として、使ってみますかね。
「ちょっ~と、いっぱいの、つんもりで、飲んで~♪」
ほら、体がくいっ、くいっと動きますね。
これぞ、スイングの真髄。

あっ、「スーダラ節を、スイングJAZZにアレンジする」って、
どうですかね。
書きながら、自分で聴いてみたくなりました。

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