さらばデジタルピアノ

今年の二月に「盗難事件」に遭ってからというもの、憑き物が落ちたように
「うちにある物をとことん大処分」
している。

という話はこれまでも、何度か書いた。自分でも驚くべきは
「まだまだ続く」
ことである。

なんというか
「このレベルを捨てたってことは、こっちもいけるんじゃないか」
的、判断でどんどん進む。いいのか。本当に。

何しろ今は「止めてくれる人」がいないので、気が付いたらもう行動している。これは非常に危険な状態。三年前と比べると、生活のスピードが十倍くらいに上がった。

それはひとえに、私の行動パターン
「即断、即決、即行動」
に、ブレーキをかけてくれる人がいない、せいである。

さて、いよいよ今週「大処分」すると決めたのはこちら。ジャジャーン!
「デジタルピアノ」
実はこれ、二台目(写真)。

一台目はすでに、いつもお世話になっている弁護士のミゲルにあげてしまった。

なんというか、自分のアイデンティティに深く結びついている物を手放す、というのは特別な感慨がある。

が、いったん「あげる」と決めてしまうと、急速に「執着心」がなくなってしまう。というのが、私の性格なのだ。

「過去」にはあまり興味がない。というか、現在を生きのびるのに一生懸命なので、今、現在に全力投球。それでも、回っていかないくらい忙しい。

懐かしい思い出がいっぱい詰まったデジタルピアノ。何十回、何百回と弾いたなぁ。ホテルで教会で、レストランでプールサイドで、パティオでプライベートパーティで。

うちで眠っているより、新しい家で、新しいファミリーに弾いてもらった方がいい。楽器は弾いてこそ、生きるのだから。

新しい家。新しい主。新しい人生。
私もまた。新しい一歩をこうして踏み出している。

「毎週、物を手放す」
というのが、新しい私の習慣。さて、どこまでいくのやら。

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