もうすぐ春の発表会

いよいよ「春の発表会」がまじかになってきた。開催は5月中~下旬なのだが、週一回としてレッスンを数えると

「えーっ、あと6、7回しかないの?」
って、急に汗ばんでくる。

なにしろまだ誰も、見事に曲が完成していない。
「右手は弾けるが左手はまだ」
「両手で1ページ目は弾けるが、2ページ目はまだ何も」
「三曲もレパートリーはあるが、どれも6割」

など、バリエーションこそちがえ
「弾ける曲がない」
のにかわりはなし。

ま、うちの教室の場合「2つの必殺技」でだいたい乗り切る。

「できるところまで弾いてもらい、最後は私が作ってしまう」
「右手だけ弾いてもらって、私が左手を弾く」
これで何とか形にするのだ。

もちろん、親御さんたちは何も知らず。中には
「こういうものなんだろうな」
と、思っている方もきっといらっしゃるはず。

さて、レッスン中はもちろん
「これは最終手段としてだからね」
と口を酸っぱくして言っているのだが、子供たちにはどうも

「オプションとして」
と、聞こえるらしい。ちがいます(きっぱり)。

さて、3、4月には「中間テスト」もします。とはいえ
「採点はなし」

さらに、あらかじめ試験に出す問題をレッスン中に勉強するので
「ほとんど予行練習済み」
これをテスト用に清書、と言った方が正しい。

だって、解答がサラサラ書けるって、気持ちいよね。見ているこちらも苦しまなくていいし(笑)。

「ヒントちょうだい」
って、言う子も。ありません。って言いたいけど、つい。ね。甘いです。でもなんか、ヒント考えるのも楽しいんだよね。

そして私の出すヒントを聞いて、一生懸命考えてる表情のかわいいこと。あー。私に足りないのは厳しさかも。

春の発表会めざして、会場の準備もスタート。飾りつけ、案内ちらし、ポスター。すべて子供たちの手作り。

今回は新企画も盛りだくさん。ピアノに加え、日本語教室の子供たちによる
「ひらがなすごろくゲーム」
「日本語で自己紹介」(ピアノレッスンの子たちも)
「日本語を読む・話す・書くのデモストレーション」
「じゃんけんゲーム」
などなど。

これから一か月で、すべて作り上げていきます。
「レッスンに通わせてくれるお父さん、お母さんをお招きする」
というスタンスなので、子供たち自身が主催者。

「中間テスト」が終わったら「春の発表会」めざして猛ダッシュ。みんな一緒にがんばろうね!


Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です