触って遊べるコラボンアート

「絵を、ただ見ているだけじゃつまらない」
それは展示会で、これまでたびたび感じていたことだ。

「作品(作者)と私(鑑賞者)の隔たり」
は、大きい。たぶん、それは私が
「ミュージシャン上がりのペイントアーティスト」
だからであろう。

音楽のライブ演奏というのは、独特の「一体感」がある。手拍子やトークを通して、私たちは一つになる。

その感じが、好きなのだ。作り上げていく感じ。ミュージシャンと聴いてくれる人たちが一緒になって
「大切な時間を作り上げる」

だから、私にとっては観客、お客さんと言うより
「この瞬間を、一緒に分かち合ってくれる人」
なのだ。

その「一体感」なしに、二十年近くもピアノを弾いて来ることは、とてもできなかった。

で、展示会。
「なんとか一緒に、アートを楽しめないものか」
ここのところずっと考えていた。私は元来、楽しいことが好きなのだ。笑っていることが好き。というか、必要(笑)。

「アートを一緒に楽しみたい!」
そういう思いから、ぽこっと生まれたのが
「コラボンアート」

これまた、造語ですみません。
「コラボ+カートン+アート」
のミックス。

「作品を観る」
のでなく
「作品を手に取って、写真を撮って遊んじゃおう!」
という企画。

さっそく作ってみたものの、試す人がいない。家の中に。いるのはオウムだけだし。で、急に思いついた。

「明日やってくるピアノ教室の子供たちと、やってみたらどだろう?」
というか、それしかもうチャンスがない。写真を撮っていろいろ確認したいし。

というわけで「コラボンアート」。明日、子供たちと試してみる予定。勝手に(笑)。結果は明日、ブログにて発表いたします。はたして。
(明日に続く)

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