先日、マドリッドからハビ吉がマラガに帰って来たので、さっそくテラスランチ！とはいえ、予約もせず、日曜日のお昼の一時半過ぎに
「どうしよう、どこもいっぱい」
と、メッセージが入って来た。
そりゃそうであろう。マラガっ子の日曜日の過ごし方は基本的に
「家族友人とランチ」
が、王道。
「どこに電話してもいっぱいだよ。もも、どこか知ってる？」
「・・・空いてるところは、知らない」
「わかった。なんとかする。とりあえずバスに乗ってセントロに来て」
行き先もわからないまま、バスに乗る。こういうことができるのも
「アイフォーン」
をプレゼントしてもらったおかげ。ハビ吉のお古だけど。
「あぁあ、やっとももとリアルタイムで連絡が取れる。グラシアス！」
とハビ吉は、感謝しながらためいきまじりに言う。
「このレストランに現地集合！」
というメッセージと共に、地図が送られて来る。ま、私は地図を読むのが得意なので、知らない町でも基本的に大丈夫なのだが、待ち合わせ場所に着いてびっくり。
「どうしたの！その格好・・・」
なんと、いつもTシャツのハビ吉が、長そでシャツにネクタイ姿。
「すごい。なんかビジネスマンみたい」
「いつも仕事中はこうだよ」
「そっか。休日しか会ってないから」
うーむ。なんか、距離感。気軽にバシバシ言えない感じ。服装って、大切なんだな。あんまりびっくりして、電話中のところを撮ってやった（五枚目の写真）。完全にビジネスマン（笑）。
「うわっはっは」
と、大笑いしていると、ハビ吉がムッとした口調で
「ももだって、ピアノ弾いてる時は別人じゃん」
そうだった。かも。すっかり忘れてしまったが。確かに、服装というのは、気がひきしまるスイッチ。でもある。
さて今日のレストランは「el ambigú」。ちょっとお高いので空席あり。でも、すごくリッチな気分を味わえました。テラス席からの眺めがもう抜群。お料理もアテンドもすばらしい～。ぜひお試しください。
