3.レイナソフィア美術館

昨日の続き。「マドリッドアート三昧!滞在記」。さて、午前中の涼しいうちに、と言っても28度(笑)。の中、ハビ吉のマンションの大掃除&大整理を、許可なく行う。

だって、物だらけでソファにも座れない状態。捨てるべきちらしとか山積みだし。食料品も賞味期限切れの物はすべて空箱に入れ
「捨てるかどうか判断するのみ」
に、しておく。

さて、ひと段落ついたところでビールを飲み、シャワーを浴び、いざ美術館へ。今日のメインイベントは
「レイナソフィア美術館で、一日心ゆくまでアートにつかる!」

今回、特別展が「ピカソのゲルニカ」だったので、どうしても行きたかった。ただし、写真撮影は禁止なので、涙を飲んで作品を目に焼き付ける。壮観です。

その中でも、特筆すべきは「ゲルニカ」として完成するまでの、おびただしい習作の数々。これが見られたことに深く感動~。興味のない人は軽く行き過ぎてましたが
「創作のプロセスが見られる」
というのは、すごく贅沢なこと。

どういう試みがなされたのか。
「作品になっていない部分」
を見せてもらえる。それは創作の過程そのものを体感すること。ピカソと一緒に。なんてすばらしい。オーレ!

マドリッドのアトーチャ駅隣にある「レイナソフィア美術館」。とにかく広大。石造りで荘厳なたたずまい。スペインは基本的にすべてがシンプル。細かい飾りはなく、あるべき姿そのもので勝負。みたいな気風がある。メンタリティもしかり。きれいなパッケージには、まるで心を動かされないスペインの人たち(笑)。

さすが「レイナソフィア美術館」。なかなかの入り。人気の作品は少し待ってから正面にずずずっと横移動。それでも、館内がとにかく広いので、移動にものすごく時間がかかる。すごい数の展示室です。迷子にならないようにしましょう。

さて、美術館の一階にはすてきなカフェテリアがあります(九~十枚目)。木陰が爽やか~。でも、誰もいない。なぜか。それはこの時、マドリッドを連日38度の猛暑が襲い、見た目は涼しげですが気温は40度近く。もう息も絶え絶え。

で、結局、近くのレストランへ。冷房がきいてる~。「レバにら」ならぬ、「レバ玉」定食(十一枚目)。デザートの手作りココナッツプリンでひんやり、おいしー(十二枚目)。

マンションに帰ると、ハビ吉がパソコンで仕事中。なのでそっとしておき、その隣で「ジントニック」をしっとりいただく。聞けば、明日はランチタイムに戻れそうとのこと。

「じゃ、クスクス作ります!」
「お腹空かせて帰って来るね」
この日も熱帯夜。夜の12時で31度。とても眠れないので、ベッド上にぐったりと横たわる。シーツが生ぬるくてスープみたい。

最低気温を示す朝の五時近くになって、やっと眠りにつくという毎日。いったいいつになったら、ぐっすり熟睡できるのであろうか。
(明日に続く)









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