マラガの中華料理屋

ここマラガにも「中華料理レストラン」はあります。が、日本とは、まったくちがう代物です(笑)。今日はそんなマラガのチャイニーズ事情の話。

マラガのおける「中華料理レストラン」の位置づけは、基本的に「安く、早く、予約なしで行ける場所」に、集約されます。誰もグルメ的存在として位置付けていないので、少々すごいものが出てきても
「ま、こんなものかな・・・」
という余裕の態度で、箸を進めます。

そして日本と全くちがうところは、料理の「彩り」です。中華につきものの「赤系」が、ほとんどない。写真をご覧ください。すべて「茶系」です。これが、マラガのおける中華の色彩。

ただ、スペイン人の友人たちは「中華料理のなんたる・・・」を知らないので、比べるベースがなく
「ま、こんなものかな・・・」
と思って、食べているはず。

この日は、友人と四人で出かけましたが、みんな揃って「おいしい!」と、残らず食べきりました。ちなみに写真は「肉野菜炒めそば」「北京ダック」「肉野菜炒め」。

お店のメニューは、いずれも一皿6~10ユーロ。なかなかのボリュームです。なので数人で出かけ、いろいろ頼んで割り勘。というところだけ、日本と同じ。しかし、メニューの内容は日本に比べずっと少なく、味も格段の差。

しかし!一人10ユーロで、お腹いっぱい食べられる。これは、とても大事です。夜中まで開いてるし。休日もないし。出来立てのアツアツ料理が出てくるんだから。すばらしい!中華料理屋のみなさん、いつもお疲れさまです。ムーチャス・グラシアス!

この日、久々に再会したカルロスと、話がはずむ~(私の隣)。再会を祝ってビールで乾杯!しかし、なんというか、めっきり周りに年下が多くなり、すっかり「弟たちを見る姉の目」。に、なってしまうのであった。

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

「マラガの中華料理屋」への2件のフィードバック

  1. マラガで中華・・と思い出してみれば、駅前のお店で食べたことがありました。
    NZも”中華とは””和食とは”ってよく分かってないので、多少”アレ?”と思うものが出てきても”こんなものだ”と思っていることでしょう。

    そうそう、中国人は働き者ですよね。休みもあまり無く、夜も遅くまで開いています。(だから”爆買い”とか出来るのかな)

    油絵は大変でしたね。もう乾いたでしょうか。

  2. 中国人の人たちが経営するお店でうろうろしていると
    よく店員さんとまちがわれます。
    いきなり「スリッパはどこ?」とか(笑)。

    「あっちの棚です」
    って、知っている時はそのまま答えてますが
    困るのは、そうすると次々と質問の雨が降ることですかね。
    「別のサイズはないの?」「他の色は?」って。

    油絵、これから見に行ってきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です