神父が教会を私有化!事件

カトリック教徒であるスペイン人を「あっ」と言わせる
驚くべきニュースが、スペイン全土をかけめぐりました。
「神父がなんと、教会を私有化」
これだけ聞くと「いったい何?」ですが
わかりやすく言うと
神父たちがこっそり、市町村のものであるはずの「教会」を
「自分名義の個人財産」にしていた!
それも、1つや2つの村ではない、
何十というスペイン中の市町村で、ここ数年に渡って
行われていたことが、あきらかになったのです。

具体例を出しましょう。
ナバラ地方のZ村で、村長が教会を修繕しようとしてびっくり。
「えっ、名義が神父?個人財産?」
これまで、スペインでは
「教会はコミュニティのものである」という認識、常識のもとに
あったので、誰も「自分の名義にする」ことなど
思いつかなかったのですね。
そういう書類上の手続きがあることも
法律で、個人財産にできることも知らなかった。

Z村の村長は、たまげて神父に訴えました。
「名義を『村』に戻してほしい」
すると、なんと言ったと思いますか?
神の慈悲をとく神父は、こう答えたのです。
「120,000ユーロ払えば、買い戻せますよ」

空いた口がふさがらない村長と村人たちを
またしても、驚くべき事実が襲う。
なんと「公民館」が、同じ神父仲間の個人財産となっており
「村のものにしたければ、50,000ユーロ払うんですね」
村長は泣く泣くサインし、公民館を50,000ユーロで取り戻す。
これで終わりと、思ったら、最後の土壇場で
「79,000ユーロのオファーがあったから、
80,000ユーロ出さないと売れませんね」
って、いったい何者ですか。神父って。

これでびっくりしていては、いけません。
パンプローナ市では、「教会とりもどし」に
470,000ユーロ支払っています。
スペイン中で、次から次へと明らかになる
「神父たちによる教会の私有化」

いくら村や町が訴えても、どうにもならない。
その理由は、日本人には想像もつかないと思いますが
スペインにおける教会、
「カトリックという強大な組織」の立場は
市町村よりも、はるかに上なのです。
すぐれた弁護士、およびスペインの法律により、
しっかりと守られている。
だから、やりたい放題。
犯罪もどきのことをしても、
警察に行くことは、まずありません。

このドキュメント番組を作った、スペイン人スタッフの
しめくくりの言葉が印象的でした。
「これまで、神父というのは、
『宗教』に身を捧げているいる人のことだと、思っていました。
でも、最近はどうやら『金もうけ』に精を出しているようです。」

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