アンダルシアの日

私の住むマラガでは、2月28日は祝日。「ディア・デ・アンダルシア(アンダルシアの日)」といい、アンダルシア県だけのお休み&お祝いの日。

朝から、マラガ市内は大盛り上がり。先週「カーニバル」で大騒ぎしたばかり。というのに。また休み?また遊ぶの?今年は祝日が火曜日に当たるので、オセロ式に土曜日から火曜日まで「四連休」にしてしまう所が多い。さすがマラガ。オーレ!

うちのピアノレッスンも、しかり。見事に月曜日の生徒さん、全員キャンセル(笑)。私が遊びたくて、休みにしたわけではありません。しょうがないな。せっかくだから出かけましょう。

さて、絶好の散歩日和。二十度まで上がり晴天。先輩方に誘っていただき女子会ランチ。セントロを散策した後は「el pimpi(エル・ピンピ)」へ。もうすごい人。ギリギリで座れましたが、一時半すぎたら無理でしょうね。(スペインはランチ時間は一時半~二時過からスタート!)

「手作りコロッケ」「魚のフライ」などつまみながらおしゃべり。今、書きながら気づいたけど、私たち四人、それぞれ四十代、五十代、六十代、七十代(写真参照)。きれいに並んでる。先輩方のお話は、体験が豊富で楽しい。私なんてまだ、ひよっこですね。何かあるとすぐ「まだまだ」って、子供扱い(笑)。

食べて飲んで、おしゃべりして、家へ着いたら午後五時。せっかくの祝日なので、実は早朝から「衣がえ」をしていたのだ。さっそく、その続きに取りかかる。気分がよかったので、思い切って大幅に「服を捨てる(あげる)」ことにした。

まず「着る」「捨てる」、二つの山に分ける。これだって、試着しながらなので、けっこう時間がかかる。
「捨てる」
「着る」
「捨てる」・・・
花占いのようだ。気が付けば、もう夜の八時半。四時間もやっていたのか。自分でもびっくり。その時間もだが、そこまでやってまだ、クローゼット前の床もベッドの上も服の山、という状態に。これを「どうにも収拾がつかない」、と言う。

「どうして始めてしまったのか・・・」
これは、私にはよくあることなのだが、嘆いている暇はない。なにしろ、ベッドの上だけでも片付けなければ、寝ることさえできないのだ。

その時、「ピッ」とアイフォーンが鳴り、メッセージが入って来た。
「夕食、食べた?」
そのとたん、忘れていた腹の虫が「グーッ」と鳴って答えた。
(明日に続く)

Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です