集中豪雨の後で

マラガを襲った「集中豪雨」は、わずか数時間だったにもかかわらず、かなりの被害をもたらした。その様子を、一気に写真で紹介します。と言っても「テレビの画面」を撮影。なにしろうちにはテレビがないので、友人宅にて。

先に謝ってしまいます。が、写真が「縦撮り」ですみません。画面だけ「横撮り」すればよかったのに。余分なスペースがいっぱい。

この写真の場所はどれも、うちから車でわずか20分のところ。舗装道路が陥没したり、車が落下したり。海岸線は高波で洗われ、多くのレストランが営業中止に。

せめてもの救いは、豪雨の翌日からずっと晴れ。で、復旧作業が進んでいること。とはいえ、マラガのリズムなので、超遅い。

そのうえ、なんと!この状態の時に、マラガのセントロ(中心街)にて
「スペイン&フランスの首脳会談」
泥だらけの道路を掃除しつつ、ものすごい交通規制。フランスのオランド首相とスペインのラホイが会談するために。

「どうして会談をセントロで?なぜ郊外でやってくれないの!」
と、みんなが思った。はず。この日、私はバスでセントロを通過せねばならなかったのだが、ふだんは30~40分のところ、1時間半以上かかった。ずーっとバスの中に閉じ込められてたので、気を失いそうになった。急きょバスのルートが変えられたため、降り場および乗り場が誰もわからず、大混乱。もちろん標識もインフォメーションも、ない。

「〇〇に行きたいんだけど、どこに止まってくれるの?」
と、乗客それぞれが運転手さんの横にくっついて尋ねるので、答えながら運転。さらに大渋滞なので、五メートルごとに進んでは止まる。
「〇〇通りに近いバス停は、どこですか?」
「えーっと、えー、次の次、かな。いや・・・」
最後には運転手のおじさん
「もう、わからないから、降りたい所で声をかけて!」
って(笑)。タクシーになってる。

結局、約束に40分遅れで到着。用事をすませ、家に帰ろうとバス停に向かうと、あらら。見たこともないような長蛇の列。結局、30分以上待って、やっとバスに乗ることができた。が、サルサ教室には間に合わず。
ラホイよ、次回は郊外で会談してください。マラガ市民はみんなそう思っています。

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