お供え画

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うちのリビングの一角に
「聖台」がある。

ベラや母の写真や形見、
思い出の品々が飾られ
お香、果物、水、ろうそくが
置かれている場所。

私が毎日
両手を合わせる場所。

そこが思い出の品々で
いっぱいになって
しまったので
大整理することにした。

写真、手紙、
楽譜、小物、
思い出の品々を
まず厳選して
半分以下にする。

再びなつかしさが
こみ上げる。
「私を置いてさっさと
行っちゃうなんて
二人とも!」

文句の一つも言いながら
音楽をかけ
掃除をし
ずいぶんすっきりした。

そして「お供え用の絵」を
選ぶことにした。

「うーん、どれにしよう」
せっかく近くにいるので
オウムにも聞いてみる。

「これ、どう思う?」
「ぷぷっ、ぐー」

それは、いいってこと?

いろいろ考えたが
画文のモチーフだった
「涙の星・ラグリマス星」を
「お供え画」として
飾ることにした。

ベラが亡くなって
5か月がたつ。
母が亡くなって2か月。

私の時計は
ベラと母の命日に
一度止まって
しまったかのようだ。

そして、二人の命日から
「数えて何か月」
という暦に
今の私は住んでいる。

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