国会で「ケ・セ・ホダン!」

先日、スペインのエクストラマドゥーラ地方で
『21人雇用!』のニュースが発表され、
スペイン中で、歓喜の声があがりました。

さて、面接会場に集まったのは、何人だったでしょう。
①40人 
②400人 
③4000人
「まさか・・・」と思いつつも、みなさん、ご想像のとおりです。
③4000人、が正解。

面接会場の混乱ぶりが、テレビで報道され
インタビューに答える人々の、
「仕事がないと、もう家賃が払えないんです」
「子供3人、いるんです。仕事をください」
逼迫した声、表情が、強く心に残りました。

そのニュースの、すぐ後に伝えられた
またしても政治家の、悪行。
『自分の肖像画に、194,000ユーロの公費を使う!』

これを機に、一気にリストアップされた
『公費で肖像画を依頼した政治家たち』
出るわ、出るわ!

さて先日、こともあろうに『国会』で、
ボーナスを全面カットされた『教師や消防士』たちに対し
PP党のアンドレ・ファブラ女史が、
『どえらい一言』を発しました。
「ケ・セ・ホダン!」

これ、家庭でも使わない『罵詈雑言』。
あまりに、すごい言葉なので、どう訳していいのか困るほど。
直訳すると
「やられちまえ!」

こんな、書くことも、口にするのもはばかれるような言葉を
国会で叫ぶアンドレ・ファブラ。
その輝くような表情を見ながら、
この人は、いったいどんな『妻』であり『母』なのか
だんなさんと、子供たちに聞いてみたくなりました。

政治家である前に、人間ですよ!

 

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