2月1日のブログで
「うちのテラスから、水平線上に『モロッコらしき山の稜線』が見える!
あれは、本当にモロッコ、アフリカ大陸なのか!」
という記事を書きましたが、
あれから、マラガ下町コミュニティのメンバーによる「調査」の末
結果が出ましたので、ご報告いたします。
まず、わたしがコメントしていた
「このモロッコらしき陸影が現れるのは、
決まって空気の澄んだ風のない、冬の夕暮れ」
というのは、「正解」。
そして、陸影の正体は、やはり「モロッコ」。
そう、アフリカ大陸をうちから見ていたのだー。すごい~。
さらに、山脈のように見えていた「山々の正体」も、
一つ一つの「山の名前と標高」まで、詳しく知ることができました。
その山々の中でも、一際目立って「すくっ」とそびえている山がありました。
少々もやのかかった日でも、この山だけは肉眼で見えたのです。
「あの山は、何だろうねぇ・・・」
と、わたしたちはいつも話し合っていました。
この美しい山。
「Kelti山」といい、標高1926メートル。
北モロッコを東西に走る「リフ山脈」の中の一峰です。
マラガからは地中海をはさんで、直線距離にしておよそ200キロ。
正体がわかったのはいいのですが
ここのところめっきり、その勇姿を見なくなりました。
観測条件である「空気の澄んだ冬の日」から
すっかり遠のいてしまったせいでしょうか。
マラガはもう、初夏の陽気。
お隣のセビージャ(セビリア)では、「フェリア・デ・アブリル(4月祭り)」が始まりました。
4月で、すでに連日27度を記録!すごい~。
再びモロッコにお目にかかるのは、
どうやら、次の冬を待たねばならないようです。