よろこびしぶき

【一日一作プロジェクト】「よろこびしぶき」を作った。朝9時前。昨日の職人さんが、玄関先に現れた。

「おはようございます」「ええーーーっ!」

いきなり。それも工具片手に。サプライズ〜。実は昨日、門の戸に取り付けてもらった鍵が、成功率3割。原因は、戸そのものが不安定で歪んでいるせいなのだが

「歪んでいる戸を捨ててもかまわない」「新しい戸を買ってでも直す」

と昨夜、工務店のYさんに電話。苦情ではなく、問題解決の援助をお願いしたいと熱く訴える。それが職人さんにも伝わったらしく

「僕がなんとかするで、新しい戸なんか買わんでいいよ〜」

と、朝1番で飛んで来てくれたのだった。扉を削る工具持参。轟音を響かせながら修理が再開。削って、試して、また削って。改めて錠の取り付け。

「これならいいら〜」「試してみる!」

鍵を差し込み、確認。しつこく10回くらい。おお〜大丈夫そう。よかったー。昨日、職人さんの隣に腰を下ろし、あれこれ手伝いをしていた私は、自分の工具箱まで差し出し

「何でも使ってください」「おぉお、すごい道具、持っとるねぇ!先のとがったドライバーある?」「はいどうぞ」

と工具に囲まれて一緒に過ごし、その場に座り込んでお茶をした。敷石の上で(笑)。ドライバーやネジ、電ノコやコードに囲まれて。そしてついに「門の鍵問題」が解決。

「うれしい〜。朝イチで来てもらえるなんて」「そりゃ直さにゃあ。たくましいお姉さんだねぇ」

職人さんは笑って、私の手に鍵の束を手渡した。これでひとつ完了。修繕リストにチェックを入れる。お茶の後は、久しぶりにのんびり父と庭仕事。実は先日、訪れた園芸センターで

「半額セール!1人3鉢まで」

というコーナーを発見。店内の隅っこに、忘れ去られたように果樹が30鉢ほど。選び放題。誰もいない〜。きゃー。さっそく「みかん」と「キンカン」の鉢をゲット。かなり大きいのになんと

「900円」

安っ。さらに「キウイ」「いちじく」の鉢も購入。キウイは「オスメス」1本ずつほしかったのだけど、オスしか残ってなかった。また改めて、メスをゲットしよう。

「みかんはここでいいかねぇ」「キンカンはこっちにするかぁ」

庭には、命を長らえる何かが宿っている。「花」から始まり「ハーブ」「リーフ野菜」。やっと「果樹」にたどり着く。「野菜」は3月からかできるかしら。

ここ2週間、父のクリニック回り、非常事態発生、家の修繕などで、立ち止まる暇もなし。誕生日のお祝いも、来週に持ち越し。ってか、まずは庭で深呼吸。生き返るぜ〜。

「気持ちいいなぁ。体が芯から温まるよ」

日光浴する父が、ほっこり声を上げる。庭にしゃがみこんで、イスに座って、ウッドデッキに寝転んで。太陽を浴びるのが、父の新しい習慣になりつつある。太陽教の私としてはうれしいかぎり。

「よろこびしぶき」

「LIBERTAD」「笑」文字がひとつになって、飛びはねる。歓びのしぶきを上げながら。楽しいから、笑うのではない。笑うから、楽しくなる。脳が騙されて、心をニュートラルに保ってくれるのだ〜。

脳を騙せ!(笑)みなさま、すてきな1日を。

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「よろこびしぶき」への2件のフィードバック

  1. ももちゃん
    作業着って写真の?
    とってもおしゃれ。
    お化粧もしていて、とても作業着には見えませんでした。

  2. おお〜、さとみさんありがとう。
    日曜大工やペイントで
    汚れても気にならない安い服ばかり。
    たぶん1番高いのは帽子かな〜(笑)

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