コルドバのパティオ祭・7

昨日の続き。ものすごい勢いで「パティオめぐり」を続ける私たち。なにしろ三時間しかないので、超早足。写真撮影も超高速、片手撮り。

「はい、次!」
ハビ吉に腕をむんずとつかまれ、ひきづられ状態。で歩く。じんじんと足の痛さが増してくるが、石畳はデコボコ。でとても歩いにくい。まるで拷問。そういえば、昨日からアスファルトを歩いた記憶が、ない。

で、これが「パティオ祭」のためだからできるのであって、食料品の買い出しとかだったら、絶対無理。な痛さ。人間「何のために」は、とても重要なポイントなのだ。と、しみじみ思う。

チェックアウトが十二時のため、いったん宿泊先へ戻る。シャワーを浴び服を替え、再びパティオめぐり。その足でレストランへと向かう。
「どうしても『フラメンキン』を食べて帰りたい・・・」
その思いが、重い足を一瞬軽くする。

コルドバ名物「フラメンキン」は、実は私は一度しか食べたことがない。スペインに二十年以上いながら(笑)。ぜひとも前菜に「サルモレホ」、メインに「フラメンキン」で、今回のコルドバの旅をしめたい。しかし、列車の時間は刻々と迫って来る。

で、またしても早足。なんか、ずっと早足だったような気がする。この二日間。これまでベラと一緒だったので、のんびり歩いて行動。それも時々座りながら。が、基本だったのに、ハビ吉と行動するようになってから、たいてい早足。六歳も年下の弟を持つと大変(汗)。

で、到着。コルドバの旅をしめくくるレストランは「Taberna Miguelito」。見たからに庶民的。で、いい感じ。観光客またしてもなし。よしよし。期待感で、お腹もぐ~と音をたてる。
「前菜に『サルモレホ』と『コロッケ』。メインに『フラメンキン』お願いします!」

これが、大当たり!おいしい~(写真十、十一枚目)。よかったー。ここまで歩いて来て。今回のコルドバの旅をしめくくるにふさわしい「コルドバ名物ランチ」。大満足。あ、言い忘れましたが「フラメンキン」というのは、「ハムと豚肉をロール状にして揚げたもの」です。

だから、見た目は「棒状」になってます(十一枚目)。これで一人前。はっはっは。大きい~。二人で半分こしましたが十分なボリューム。一人で頼んだらどうするんですかね。

結局、二日間で見学できたパティオは約二十。これも平日だったおかげ。週末だったら入場するのに大行列になっていたはず。

最後に、忙しいところコルドバ一泊旅行につきあってくれたハビ吉、ありがとう。お礼に、私にとっての「ハビ吉ベストショット」を紹介します(笑)。
「ねえっ!」
と、呼んで振り返ったところ(写真七枚目)。いつまでも、心の優しい弟でいてね。

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「コルドバのパティオ祭・7」への4件のフィードバック

  1. すごいです、1~7まで~
    たくさんのパティオのみならず、メスキータの写真まで堪能させていただきました。お疲れ様でした!
    コルドバもいつか絶対に行きたいです。(でもパティオ祭りの時って暑いのか・・)
    スペイン行き貯金、難航しています(笑)

  2. フラメンキン・・・巨大!!
    ももさんの
    グルメレポートも楽しみです。

  3. Mayさんの「スペイン旅行貯金」が、早くたまりますように!
    マラガで待ってます。

  4. ところで「フラメンキン」の発音ですが
    アクセントを「キン」に置きます。

    「ギンギラギンにさりげなく~」の調子で
    思いっきり最後の「ギ」に置いてください。

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