すき焼きパーティ

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日本料理レストラン
「OKAMI」へ。
それも「すき焼きディナー」が
待っているというのである。
おぉお。

実はベルギーから月一回
マラガへ来るたびに
ピアノレッスンをされている
IÑAKIさんのご招待なのだ。
おお~。太っ腹ー。
ありがとうございます。

5キロやせたはずが
すっかり戻りつつあります。

まずは「乾杯~」
なんとダビーとハビーまで
ごちそうになるという。
初めてのすき焼きに
興奮気味。

他のテーブルが
「しーん」とした状態で
お食事を進めているのに
このテーブルだけやたら
うるさい。すみません。

おいしそー。
早く食べたいー。

ダビーが聞いてくる。
「どうやって作るの?」
「・・・知らない」
「えっ、日本人なのに」
「思い出せない」

だいたいこのレストランに
来たのだって初めて。
マラガにあるのに。

IÑAKIさんが招待してくれな
かったらきっとこのまま
新年を迎えたにちがいない。

「大丈夫です、僕が作ります」
って、IÑAKIさん。
ご招待してもらってる上に
作らせるのか。
すみません。
お世話になります。

で、私は安心して
ワインなど飲んでいれば
いいのであった。
幸せだなぁ。

いい香りが立ち上ってくる~。
このみりんだかお酒だかの
甘ーい香りは
スペイン料理には
ありませんね。

「自分が鍋に入れた
肉を食べる」という
システムも
スペインにはなく
かなり盛り上がりました。
遊びじゃないって。

写真には写っていませんが
ダビーがワインを
ボトルで注文。
それも2本。
これはダビーのおごり。
私自身は貧乏なのに
なんて生活なんだ。

残った汁に
「ご飯を注文しよう!」
と言い出したのはダビー。
わかるのか?
スペイン人に。
この鍋の最後に雑炊をしたいと
願う日本人の気持ちが。

しめは、アイスクリーム。
あぁ、至福の時。
その時、IÑAKIさんが
そっと口を開いた。

「ブログを毎日続けている
のはすごいです。
皆勤賞をあげます」
「あ、これ皆勤賞なんですね」
「いいえ。それはまた別に
来週あたりどうですか」
「・・・・・・」

すき焼きの上に
またどんな皆勤賞が
待っているというのであろう。

一瞬、自分が貧乏で
どうやって家賃を
払っていこうか
考えている身であることを
忘れるような夜、であった。

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「すき焼きパーティ」への22件のフィードバック

  1. 羨ましい。
    来週は、なんだろう。
    行けないけどね、期待しちゃう。
    ( ´ ▽ ` )ノ

    雑炊の色がなんか違うような。
    でも、豆腐はあるんですね。糸こんが無い。キノコも。
    でも、楽しそうに見えます。
    ももちゃん、美味しかった??
    作らないとすき焼きのやり方忘れるもんなんですね。

  2. スキヤキってみりんやお酒が入るの?我が家は砂糖と醤油だけでした。あと、生卵は?生卵必須なんだけど、私。

  3. 名古屋地方のすき焼きは、割下ですき焼きをするので、家によっては入ると思います。
    わざわざ割下を作って食卓に用意するの面倒かも。そうなると、だしの素、醤油、砂糖を直接鍋に入れるかもしれない。その時、酒は使うかもしれませんね。砂糖を使うから味醂は分からないが。
    三河の人なら、特産品だから使うかもと思います。

  4. satomiさん、芳野さん、クロ隊長。
    マラガのすき焼きに
    いろいろとご意見ありがとうございます(笑)

    言われて気づきましたが
    糸こん、しいたけ、生卵はありません!
    「ない」ことにさえ気づかなったなぁ。
    おいしくて、ひたすら食べていたので・・・

    芳野さんのおっしゃるとおり
    ごはんは大量でしたが
    きれいさっぱりなくなりました。

    ダビーもハビーもご飯をズルズルかき込みながら
    「どうしてこれまで作ってくれなかったのか」
    「20年も友達なのに」
    と責められました。

  5. ところで、芳野さんは
    あのマラガにいらしゃった芳野さんでしょうか。
    べラともども演奏でお世話になった?

  6. 我が家は砂糖と醤油のみでした。むかーし、和田金に行った時も確か砂糖と醤油のみだったので、それ以外の調味料が入るとは!って、びっくりした次第。勉強になりました。

  7. 「すき焼き」、奥深し。

    ところで芳野さん、お久しぶりです。
    芳野さんが音頭を取って行われたフエンヒローラの
    「国際フェスティバル・日本館」ではべラともどもお世話になり
    ありがとうございました。楽しかったなぁ・・・
    みなさんの笑顔が懐かしいです。

    あの時、いただいた演奏写真は今も
    うちのリビングに飾ってあります。

    芳野さんらしいコメントで、時々また笑わせてください。

  8. お話を引っ張ってごめんなさい。

    隊長のおっしゃる通り、和田金や杉本のような高級店では、砂糖と醤油のみですね。
    確か、関東風じゃ無かったかな?
    名古屋地方のすき焼きは、かしわの引きずりの肉を牛肉に替えただけでは無いかと思います。
    明治村に行くと牛鍋として食べられます。
    やや、今もやってるかな?牛鍋店?
    だから、実際は、焼くというより肉じゃが風の少ないお汁で煮る感じ。
    お店と家では違うと思います。すき焼き鍋のある家って少ないんじゃ無いかな?と思います。
    長々と話題を引っ張ってごめんなさい。

  9. 体調では、無くて隊長でした。
    可能でしたら、訂正をお願いします。
    m(_ _)m

  10. Satomi さん、漢字は訂正しましたっ。

    けして、醤油と砂糖以外の味付けを否定しているわけではないんですよ。自分の経験の中でなかったので驚いたのと、いろいろな作り方があるのだなぁと思っただけなのですね。興味が出たのでいろいろ調べましたよ。歴史とか地方による違いとか。私には良い機会でした。ももちゃんが言う通り、なかなか奥が深い。すきやき。

    すき焼き鍋ね。実家にはありましたねぇ。あぁ、ひょっとしたら母は若い頃勤めていた料亭で覚えたのかも。だからあの道具とあの作り方になったのかもねぇ。

    母は調理師専門学校となる学校で学んだり、食堂経営したり、寿司屋のネタ作りしてたりしたので、つい一般家庭にはない調理器具が欲しくなっちゃう人だったのかもね。焼き鳥用のどでかい遠赤外線の器具もあったもんなぁ。あれ絶対業務用だと思う。でも、美味しかったなぁ。

    明治村は1年に3回以上行きます。大井牛肉店、ありますよ。むかーし1度だけ入りました。今は牛肉が苦手なのとお値段の都合で入店しませんが。。。

  11. 隊長、大丈夫。否定されてるなんて感じて無いので。
    ちょっと知ってる事だったりしたので、
    えっへんと書き込みしたのです。
    食の探究心のある親に育てられるとは、羨ましい。
    本格的な焼き鳥だけじゃ無く、
    きっと、美味しい食材も食のしていらっしゃるのかと想像します。
    私も牛鍋店は、予算の関係で入った事は無いです。

  12. クロ隊長のお母様は、そうでしたか。
    お料理のプロだったのですねぇ。
    調理師専門学校、料亭、寿司のネタ作り、食堂経営・・・
    何気なく並ぶ言葉に、本当にびっくりしました。

    ところで明治村に年に3回以上行く、というのは?
    生まれて一度だけ子供の頃、両親と行ったきりなのですが
    何回も行くほど、催し物でもあるのでしょうか。

  13. 私、建築物が好きなんですよ。特に明治〜昭和初期の頃の建物が。その集合体である明治村は何度行っても飽きません。季節や天気、時間によって見え方が変わるし、同じものを見ても発見があるし、めちゃくちゃ楽しいですねぇ。明治村。

    そんな建物好きの私のために、この秋、後藤が連れてってくれたのが『生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪2015』。大阪市が「これは」と思う建築物をリストアップしてくれて、それを見に行くだけのイベントなんですけど、これが想像以上に面白くて。来年もあるならぜひ行きたい。

  14. 建物かぁ。なるほど~。
    実は私も好きです。手作りっぽい味のある建物は特に。
    スペインに来られた際には、ぜひ建物を見に行きましょう!

    明治村にも、改めて行ってみようと思います。
    大人になってから見るとまた全然ちがうでしょうね。
    修学旅行のお寺もそうだったけど。

  15. 建築物を見る時はバックボーンを知ってると更に楽しいですよ。

    例えば明治村にある「金沢監獄」。これを設計したのは「山下啓次郎」という人ですが、この方はジャズピアニストの「山下洋輔」のおじいちゃんです。

    山下啓次郎は「五大監獄」と呼ばれる監獄の設計で有名な人で、帝国大学工科大学(現在の東大工学部)卒業後、警視庁に入ったことで、監獄の設計にあたったと思われます。

    監獄といっても明治村に移設されるぐらい立派な建築物なわけは、明治政府が取り組んだ「不平等条約撤廃」と関係しています。欧米諸国より日本が下と見られた理由のひとつに「監獄の不備」というのがありました。そのため立派な監獄が要求され、あのようなレンガ造りの立派な建物がつくられたわけです。

    ちなみに現在名古屋市市政資料館となっている旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎も山下の設計。保存修理工事の頃鹿島建設にいたので、工事現場の見学に行ったことがあります。懐かしい。

    とかね、金沢監獄だけでもまだまだいっぱい語れるんですけど、こんな風にバックボーンを知ってその場に立つと、なかなか感慨深いものがあるんですよ。

    明治村では各建物にガイドさんがいたりしますので、ぜひ、説明も聞いてみてください。より楽しめると思います。

  16. !(◎_◎;)
    ふーん。充分、興味深く面白いです。
    私が興味を持ったのはガウディくらいだもん。

  17. 「五大監獄」なんて、そそられるなぁ~。
    小説が書きたくなりますね。

    さすがクロ隊長。
    本来ブログは「なるほど~」という知識や情報が満載、
    といったイメージがあるんですが
    その「知識&情報部門」は、コメント欄のクロ隊長によって
    支えられてますね。
    書いている私が「へぇ~、そうなんだー」って(笑)

    この説明を読んで、金沢監獄へ行きたくなった人は
    きっと私だけではないでしょう。

  18. ももちゃ〜ん。
    皆勤賞、なんだった?
    気になって。

  19. はっはっは。明日かあさって、アップします。

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