生ハム試食会

【一日一作プロジェクト】石にペイントして「夕焼けダンス」を作った。今日はいよいよマンションのお隣さん方と「生ハム試食会(PCR検査)」。

「玄関を出ると、そこは『宴会』だった」

会場は、玄関&エレベーター前のスペース(写真)。我らが「井戸端会議」はここで行われる。本日のメインイベントは

「生ハムの脚を拝んで(匂いと味の確認)、その後は食べ放題」

ワイルドな企画だな(笑)。とはいえ、参加者のみなさんは手に手に「差し入れ」を持って。なので、かなり豪華なテーブルに。

「焼きたて手作りパン、チーズ、豚肉、白ワイン、赤ワイン、手作り果実酒、ドーナツ、プリン・・・」

ほとんどお楽しみ会。この写真を友達に送ったら

「何のお祝い?お誕生日?」

って(笑)。ただの井戸端会議だよ〜。さっそく8キロの生ハムの脚を、ナイフでスライス。みなさんの視線がいっせいに手元へと注がれる。

「おぉお〜」「すごいねぇ」「うわぁ」

ため息と歓声の中、一人は写真、もう一人は動画。辺りに生ハムのいい香りが漂い始める。

「いい匂いだねぇ〜」「おいしそー」「コロナは大丈夫だね」

つやつやと輝く生ハムをほおばりながら、ワインで乾杯。ただの井戸端会議でこれなのだから

「クリスマス会は、すごいことになるね!」「私は頬肉の煮込みを作るわ」「私はマンゴーケーキ」「チキンの詰め物しようかな」

ラインナップ、すごいな。自炊はできても、とてもみなさまに「食べてもらえる料理はできない」とつぶやくと

「大丈夫。ももは生ハムの脚、出してくれればいいから」

あぁあ、よかった(汗)生ハムセクションがあって。実はこの生ハムを固定する台も、お隣さんが貸してくれたもの。何から何まで。

「ドアを開けるだけ、普段着(作業着)のまま」

参加できる井戸端会議は、とにかく気楽。キッチンやトイレも近いし。20年以上もお付き合いして下さるお隣さん方に感謝。

実はこの後、突然エレベーターが開いて、お隣のMさんの旦那様が帰って来られた。まさしく

「エレベーターを出ると、そこは『宴会』だった」

驚く旦那様は、女性軍に拍手喝采で迎えられ、すぐに生ハムとワインがふるまわれた。もちろん「PCR検査」として。

「うーん、おいしいねぇ」「なら、大丈夫だね」

食べて飲んで笑って、免疫力アップ。ユーモアをいつも心に。たくましく生き抜いていこう!

「夕焼けダンス」

黄金に染まる地中海に沈む夕陽。夕焼けが、水平線の上でダンスをする。それに応えて「アスタ・マニャーナ(また明日)」と手を振るヤシの木。

そんな一瞬を、小石の中につめこんだ。ふと「俳句」を思い出す。一瞬を切り取り、そこに宿る思いを伝える日本の文化。思いを形に。