創作という旅

キャンバス地はどれだけでも「塗り重ね」られるのがいい。今、黒い女性を描いているのだけど

「黒の中にもいろいろな色や凹凸」

を作り出したい。それが人物の深みや存在感につながる。今回「女性の黒部分」は重要なパーツなので、ペイントする前、そしてペイントした後それぞれに、色を重ねてみた。まさしく

「アートラボラトリー」

おおっ、こんなことが。うぎゃーなんだこりゃ。の連続(笑)。「正解がない」ってのがアートのいいところ。「こんなイメージ」で始めて

「えええっ」

で、終わる(笑)。予想や予定をはるかに越え、思ってもみない世界へ。そのプロセスはちょっとした「旅」でもある。私の中にあるものが

「創作という数時間の旅によって引き出される」

感じ。だから、毎回新しい発見がある。今日は夜8時でアトリエ終了。明日は「カスタネット教室」と「フラメンコ教室」。楽しみ〜。

今期は「マントン(大判のスカーフみたいなの)」を使って踊るパソ・ドブレがスタート。めちゃかっこいい。やる気満々。今度日本に帰ったら友人に会うたび

「大判のスカーフを振り回して」

お披露目したい。あ、今思ったけど、そのマントンにペイントするっていいよね!おぉお〜やってみたいな。