天の声より心の声

マラガは2/21〜3/1までカーニバル。セントロのイルミネーションがきれい〜。そぞろ歩きが楽しい〜。

「カーニバル行こうよ!」

友人達からさっそくメッセージが。出かけるのと同じくらい「引きこもる」のが好き。引きこもれるって、贅沢なのだ。できれば

「アトリエの床にマットを敷いて」

ごろごろしたい。太陽の日差しをさんさんと浴びながら。あぁあ〜。すてきすぎる。その時、はたと気づいた。

「床でごろごろするためには、床を占領している作品を壁に立ち上げなくては」

1人で大丈夫か。2メートルの紙のコラージュなので、取り扱い要注意。なのだが、さすがに2作目。スムーズに作業が進む(1作目は「青いマラガ」)。

「おぉお〜〜〜〜〜!」

壁に立ち上げると、いきなり迫ってくる。床で見ているのとはまるで違う。同じ作品なのに。こうも違うものか。

「黒の世界」は独特の迫力と魅力がある。が、ふと色鮮やかな絵の具に目が(笑)やっぱ色に惹かれる。

「ええーーーい、脱線だ!」

そこらにあった厚紙にペイント。ラテンジャズを聴きながら、ぐいぐいと色の世界にのめり込んでいく。またしても

「一つが終わってから次にかかりましょう」

という天の声が聞こえてきそう。

「天の声より、周りの声より、心の声」

これで52年間、来てしまった。周りの人に迷惑をかける事もあるけれど、完璧な人間はいない。心の声に従って生きていこう。