52歳を毛筆でスタート

52歳の第一作目は「毛筆」でスタート。呼吸が変わる。黒一色の世界。「オウムが邪魔して描けない。叱ろうかな」と尼僧のテレサ叔母さんにメッセージすると

「語らいの時間を持ちましょう。その時、レスペクトを忘れないこと。学べる機会を与えてあげなさい」

ちょうどホウキで追い回しているところだったので、あわてて「語らい」に入る。オウムをイスに乗せて。その目を見つめて。きっとテレサ叔母さんは

「その後どうなったか」

一日の終わりに尋ねてくれるだろう。私の心の修道院、テレサ叔母さん。グラナダから毎日こうして心を洗ってくれる。

さて。黒の世界。52歳の第1作目として私が選んだのは

「夢」

の一文字。荒々しい筆の息づかいを、そのまま作品にしたい。とはいえ、私は「書家」ではないので

「文字から始まり、画で終わる」

その進化のプロセスを、作りながら存分に楽しみたい。今回も大サイズ。200×200cmのペイント&コラージュ。

本日のランチは「チキンと野菜のカレー&玄米ごはん・卵のせ」。これにセロリサラダとオレンジがつく。

「語らい」の効果なのか、大好物の卵を見ても飛びかかって行かないオウム。写真を送りテレサ叔母さんに報告すると

「褒めてあげるんですよ。語らいが何より大切。全ては学ぶ機会です」

あぁあ。これはまさに。修道院の通信講座。朝夕、心を清めてくれるメッセージサービス。テレサ叔母さん、ありがとう。