始めないことを学ぶ

微熱は引いたものの、脚とお尻の痛みが続く。せっかくの日曜日。と、調子に乗って創作を始めてはいけない。すぐに肉体と時間を忘れ

「ふりだしへ戻る」

こと、まちがいなし。いや、次回は更に激しい高熱と激痛が、容赦なく襲いかかってくるはず。

「この前ので学ばんかったんかい、うりゃあ!」

みたいな。それがうっすらと想像できるので、おとなしくしている。

「始めない」

ことを学ぶのだ。そして、鏡の前でゆるゆるとストレッチなどしてみる。筋肉をのばすために。これも、いつもやっている筋トレになってはいけない。

鍛えてはいけないのだ。あくまで、ゆるく。柔らかく。ゆっくりと。あぁ、苦手だ。なんか全身だるくなってくる。気分転換に

「創作アイデアをメモ」

する事にした。「元気になったら作りたい作品」たちを書き出す。これが楽しい。回復モチベーション上がる〜。

アトリエのテーブルには、作りかけの作品たちが。ペイントしたもも衣のアイロンがけも、まだできていない。けど、もう着ちゃおう。

だって、マラガに秋が来る。風が、海が、そして夕暮れの空が、変わり始めた。今週こそ、衣替えしよう。