浴衣ペイント・下

「浴衣ペイント」いよいよ「下のパーツ」に取りかかる。ウエストでまっぷたつに切ってしまったので、床に広げると

「ただの四角い布」

にしか見えない(笑)もう浴衣と言えるのか。わからないが、気にせずペイントしていこう。工具用のハケで勢いよく。

床にしゃがんだり膝をついたり。かなりの全身運動。何十回かひざまづいた後、いきなりグキっときた。いかん。体を大切にせねば。

「バレーボールで膝につけるサポーターがほしい」

あのふかふかクッションが、膝を衝撃から守ってくれるはず。動きやすく膝にもぴったりフィット。あぁあ。あれがあれば!

レシーブの要領で、滑り込むことだってできるだろう。筆を手に、床へ滑り込みながらペイント。なんてすばらしい。

が、そんなものアトリエにはないので、あるもので手作りするしかない。

「雑巾を四つ折りにして、マスキングテープで巻きつけてはどうか」

とりあえず、膝を痛めることはないだろう。テープでかぶれることはあっても。何事もプライオリティ。なので、まずは床にひざまづいければいいのだ。

今日もオウムは参加してきた。もちろん誘ってはいない。ハケや筆が嫌いなのだ。どうやら「毛(生き物)」に見えて、危険を感じるらしい。

だから、攻撃は決まって「柄」の部分。木製だからってかじらないでね。すでに画材置き場の丸テーブルは、ふちがかじられてボロボロ。だからマスキングテープでとめてある(写真)。

さて浴衣ペイント。これで「ロングスカート」を作りたい。完成して身につけることを思うと、心が舞い上がる〜。またしてもペイントに夢中になり

「型紙の形」

を考慮するのを忘れてしまった。ま、なんとかなるでしょう。10月にはストリートデビューしたいなぁ。