陶芸やカリグラフィアートを始め、今までにも増して強烈に「ライン」に惹かれている。「線」は生き物。生命そのもの。命の躍動。
「燃え上がる命のダンス」
それが、私の出した結論だった。「自分は何を表現しようとしているのか」に対する答えとして。
この1ヶ月「創作完全ストップ」という新体験の中で、自分自身に何度も問いかけてきた。
「何を表現したいのか」
絵を、陶器を、カリグラフィを、もも衣を、文章を、音楽を通して。
これから自分が「表現者として生きていく」ために、どうしても知らなければ前に進んでいけない気がした。
明確に。みじんのゆるぎもなく。心と体と頭を1つに結ぶアーティスト的アイデンティティ。
何事も大切なのは「自分ではっきりそうだ!」と感じられること。アーティストなら「自分が表現したいのはこれだ!」と微塵もなく信じられること。
1ヶ月の完全ストップは、私自身と向き合う時間を与えてくれた。生産性のない時期、進歩が見えない時にこそ、内面の発見がある。
「燃え上がる命のダンス」
これを表現するために私は生きている!たとえ素材や手段が変わろうとも。いつでもどこでも誰とでも。
一ヶ月の迷いの森は、私の心を悶々とさせた。でも今、自分自身を再発見したようで、うれしい。