春爛漫のフラメンコ衣装

マラガのセントロへ行ったら、お店のウインドウがすっかり春物に変わっていた。フラメンコ衣装店もしかり。

まるで花が咲いたような鮮やかさ。かわいい〜。ついついガラスにへばりついて見とれてしまう。

が、いずれも100ユーロから。高い。日本よりはきっと安いのだろうが、私たちマラガ庶民には「高嶺の花」的な存在。

今日は時間に追われ、ランチは外で。平日のお昼はお得な「メヌ・デル・ディア」がどこのレストランでもある。いわゆる「本日のおススメランチ」。

第1の皿、第2の皿、デザート、ドリンク、パンがついて7〜9ユーロ。本日私が選んだのはこちら!(写真)

スープ、肉の煮込み(日本でいうシチューみたいなもの)、チーズクリームプリン。そこまではいい。

「ドリンクは?」

と聞かれ、条件反射的に「ビール」と答えてしまった。アルコールなど全然飲む気はなかったのに。

で、カーニャ(生ビール)。これがなんということか、おいしくない。もちろん私の鼻風邪のせいなのだが、信じられないことにビールを半分残してしまった。

食べ終わったら、もう午後4時半。遅っ。これぞスペイン。日本ならあと一時間で居酒屋が開店?

あぁあ。フラメンコの衣装がほしい。教室の仲間だってみんな一着は持っている。が、なにしろ値段が高い。高すぎる。

ふわあぁ〜。と、ため息をついたその時、ゆらゆらと不思議なアイデアが立ち昇ってきた。

「うちにある服を使って、フラメンコ衣装風にリフォームできないものか」

フラメンコっぽければいいのだ。ドレスになっていなくたって。はたして(来週あたりに続く)。