古着物ペイント猛進

日曜日は朝から晩まで「古着物ペイント」だった。なにしろ月曜日の夜までに、作品の写真と概要を送らねばならない。

なんとか大まかなところは終わり、いよいよ「細筆」に持ち替えて、細かいパーツに入る。ここからがまだまだかかる。

夜の7時までは自然光でペイント。それ以降は、色にはあまり関係ないラインの修正などを行う。

たとえ日曜日に10時間ペイントしても、平日はピアノレッスン。どうしても制作時間が限られる。せめて週に丸々3日、絵が描けたらなぁ。

今回、共同展に出品するのは「古着物ペイント」と「陶器」2点。記念すべき処女作「羽の生えた土器」はピット・ファイアリング(野焼き)で作った。

だから、原始的で素朴なたたずまい。色も潔くなし。この土器と、色鮮やかな着物ペイントがセットになる。

同じモチーフが使われているのに、まるで表情や印象が異なるのがおもしろい。

本当は「ろうそくを土器の中に入れて」展示したい。火が、背後に大きな「羽」を浮かび上がらせ、まさしく「羽の生えた土器」になる。でもセキュリティ上、無理だろうなぁ。

まずは「古着物ペイント」の完成めざして猛ダッシュ。締切間近につき、急きょ月曜日はレッスン臨時休講。ご迷惑をおかけしております。全力で描いていますので、よろしくお願い致します。