幸せな自分へと続く道

今日は朝から「陶器用の筆」を買いに行った。土曜日の陶器教室に使うため。さらにアクリル絵の具などあれこれ購入。

お店のお姉さんに聞くレベルが、他のお客さんとはまるで違い「〇〇という結果を出すためにはどうすればいいか」なので、ほとんどコンサルタント状態。

そのため、他のお客さんが来るたびに「アテンドしてもらいお姉さんがあくのを待つ」という事をくり返す。しつこい客(笑)。

「〇〇という結果が出せないのでは意味がない」ので「結果が出せる素材や方法」を「ひとまず値段はおいといて」教えてほしい。

この辺の気の長さがマラガ。誰もイラついたりしない。他のお客さんさえいなければ「ずっとしゃべっていていい」のだ、基本的には。だから「お客様アテンドマニュアル」は存在しない。

全てが個人的。個人の判断。たとえ同じお店であろうと、アテンドしてくれる担当者によりまるきり対応が違う。

日本なら苦情が出そうなこの状態もここマラガでは、文句を言うことの方が間違っている的な雰囲気(笑)アテンドしてほしけりゃ、そういう客になれ!みたいな。

文房具屋の帰り、マラガのアート学校に寄る。こういうエネルギーに触れると、美大に行けるなんていいなと思う。

でも。音大に行かずにピアニストとピアノ教師になった。そして今。美大にも行かずに絵を描いている。とりつかれたように。

それが、私に「用意された道」だった。

私たちは誰もが「自分の道」を歩いている。周りから見て変でもつまらなくても大変でも、私たちはみんな「幸せな自分へと続くたった一つのでこぼこ道」を歩いている。