古着物ペイント開始

日曜日はレッスンがない。ので休日、ではなくペイント日。さっそく朝から「古着物」に取り組む。

今回のテーマは「2つで1つ」。太陽と月。歓びと悲しみ。火と水。情熱と孤独。さらに「音楽」。バイオリンとピアノ、音玉などもモチーフに入れた。

着物の生地が黒なので、まず「白」で全体のイメージをペイント。具体的なモチーフ決めやスペース配分などを行う。

布というのは本当に絵の具が乗りにくい。どれだけ押さえても動くし。かなりの苦行。でも、それに勝る歓びに突き動かされていた。

それは「サイズ」。こんなに大きい素材を相手に描くのは初めて。身体を動かして描く。呼吸で描く。なんてすばらしいんだろう!

作業テーブルの周りをぐるぐる歩き回りながら。イスに登って上から見たり。朝から晩まで、食事以外の時間はずっと立ちっぱなしだった。ふくらはぎや足首が痛い。

どうしてこう、取り憑かれてしまうのだろう。昨日まで、陶器の色のショックで呆然としていたのに。私の大好きなラテンジャズを聴きながら、踊りながら(笑)オウムは歌いながら。

本日はここまで。初日いいスタートを切れた。問題はこの後、色が乗ってくれるかとかまだクリアーすることは山積み。

でも。やるしかない。共同展の応募要項には「写真」と書かれていた。間に合うのか?そうだ。後ろ半分を先に描いて写真を撮って送り、その後、前半分を仕上げるという手が(笑)だめ?

作業中のメモは黒板&チョークで。なんだか今日は全て「白」で描いていた。ふだんとは世界が反転しておもしろい。