縫い物問題

春になると、いきなり「縫い物」が増える。これは「衣替え」に伴い
「試着したところ、直しが生ずる」
問題が発生したためである。

ここ20年間、あまり体重は変わらない。増減はあっても3キロ前後なので、体型はほとんど変わっていない。

だいたい私の場合、なにもダイエットしなくても
「人生がダイエット」
してくれるので、あまり気にしなくてもいい。たとえば「盗難事件」のように(笑)。

今回、少なくとも10以上の衣類を「お直し」することになった。それは
「バーゲンで買っておいた衣類を引っ張り出した」
ことによる。

主にジーンズ。なかなかフィットするものを見つけることが難しいので、ぴったりなのを見つけると
「とりあえず買う」
ことにしている。

で、気がついたら5本になっていた。これまで履き続けたジーンズはかなりよろよろ。生地は薄くなり形も完全にくずれている。

「よっし、今年はリニューアルしましょう」
というわけで、すそ丈を直す。すべて手縫い。ミシンはないし、何より使えないのでしょうがない。

新品のジーンズ。なんて久しぶり。何年ぶりだろう。なんだか清々しい気持ちになる。

「このタイプの靴だから、丈はえーと・・・」
ヒールがある、ないによって、すそ丈も変わる。

家の中でスリッパではくなら、丈も短め。でも外出用に、ヒール靴ではくなら長め。というふうに、なかなか時間がかかる。

基本的に私は「股上の短いタイプ」が好きなので、なかなか見つけるのが難しい。最近のスペインの流行は「股上が長い」のが主流なのだ。

そんなこんなで、あいた時間を見つけては「縫い物」に精を出している。でも、早くジーンズをはかないと
「あっという間に夏が来てしまいそう」
で、焦っている。