中華でピリ辛新年会

今年の一月末から二月いっぱい。ほとんどリアルタイムでブログをアップすることができなかった。これ全て「インフル&盗難事件」のため。

というわけで、今日から数日まとめて「冬の出来事」を集中アップ。そうしないと、もう季節が変わってしまう。あぁあ、春が来る前になんとか。

今日紹介するのは「中華でピリ辛新年会」。参加メンバーはおなじみハビ吉、ダビー、アウローラ。

スペイン料理は基本的に「辛くない」ので、中華料理も基本的には辛い味付けにはしていない。と言うか
「辛くしていいですか?」
と、わざわざ尋ねてくれるのだ。

それくらい
「辛さで食べきれなかったスペイン人がいる」
ということでもある。こういう私も

「まったくスペイン人はだめだなぁ」
と舌を打ちつつ、日本で「台湾ラーメン」を頼んで、あまりの辛さに呼吸困難。気を失いそうになったのだから、大きなことは言えない。

さて、この日も「麻婆豆腐」を注文する際、ひともんちゃくあった。
「辛くしますか?」
この問いに、即答したのはダビー。

「もちろん。辛くなくちゃおいしくないよ」
その瞬間、キラリと目を光らしてハビ吉が大反論。
「絶対ダメ。辛いのは」
ついでに言うと、ハビ吉は熱いものも苦手なのだ。

「どうするのよ?」
どっちでもいい私が間に入る。お姉さんは事の成り行きを見守って、じっとテーブルの横で立ち尽くしている。

「少しだけ、辛くする?」
結局、互いに譲り合う形となった。が、問題は運ばれて来た麻婆豆腐。一口食べて
「うわおっ」
と、私でも思うくらい辛口だったのだ。

「めちゃおいしい」
と、食べまくっているのはダビー。恐る恐る箸をのばしたハビ吉、一口食べたとたん

「あ~~~~~っ」
と、悶絶。横で見ていて気の毒になるくらい。

「白いご飯と注文しないからだよ」
と、日本文化に詳しいダビーがアドバイス。さっそくごはんを一緒に口に入れてみる。確かに。さっきよりマイルド。しかしハビ吉は

「う~~~~~~っ」
「お~~~~~~っ」
と、ア行が変化していくのみ。

思いがけず「ピリ辛の新年会」となってしまった。結局「北京ダッグ」「焼きそば」などでお口直し。汗もかいて絶叫もし
「なんとなく体によさそう」
では、ある。

ハビ吉の誕生日が近かったので、みんなでごちそう。したのはいいが、悶絶&絶叫つき(笑)。きっと体温が上がって免疫力アップ!ということにしておこう。