バジルの葉は蚊よけになるのか

本当は今日から「ニッポン滞在記」を書こうと思っていたのだが、あまりの暑さで今、意識が朦朧としている。なんとかブログを無事書き終え、そのままうちの前の海に泳ぎに行くきたい。

そこまではわかっているが、それ以上先のことは考えられない。それくらいの暑さ。でもパソコンには向かう。実は数年前、先輩方にこのブログを立ち上げていただいた際
「毎日更新!」
と、言い放たれ、それをいじらしくも守っている。というか、私の内から
「今日もブログを更新しましょう」
という声が、聞こえてくる。から不思議だ。きっとそれは、私にだけ聞こえる、導きの声なのであろう。

今思えば、あれは「一発洗脳」だったのかも。軽く
「やっぱ毎日更新だよね」
と告げられてから
「どうして」「大変なのに」「何のために」
などとは、思ったことがない。やはり、洗脳は確実に進んでいるのだ。

で、暑さ。なのだが、今部屋の中の気温は30度。なので、我慢できないほどではない。問題は、これまで40%台だったマラガの湿度が、昨日からいきなり70%台に飛び上がったことにある。もうじとじとべたべた。息絶え絶え。意識朦朧。

ちなみに今日のマドリッドの湿度は、8%らしい。何なんだ、一桁台、って。砂漠の方がまだ湿気あるんじゃないの?湿気大国ニッポンからスペインに帰国してまだ二週間。

「日本に比べれば、いい」
という慰めをしてみるが、一分も持たない。人間、その場の環境が全てなのだ。

それで、何の話だったか。
そう、バジルの話。昨夜、十か所以上も蚊に刺され、安眠妨害されたので
「バジルの葉と一緒に寝れば、蚊に刺されない」
という言い伝えを、信じてみることにした。という話を書きたかったのだった。この話の出どころは友人なんですが、体験済みなのらしい。

で、買ってきました(写真一枚目)。立派なバジルの鉢。いちおう三日間続けて実験してみて、結論を出すつもり。友人によると
「部屋の中をバジルの匂いで充満させるといい」

と言うのだが
「葉っぱを数枚もんで、香りを出す」
くらいでは、甘い気がする。ので
「葉っぱをよーくもんで、体の表面に隙間なくすり込み、さらにベッドにもバジルの葉を散らして『因幡のシロウサギ』みたいになって寝る!」
と、いうのが今夜の計画である。

が、まずは、海が先だ。帰って来て、バジルをそのために買って来たことを忘れないといいが。パスタ作ってたりして。