春のピアノ発表会・1

うちのピアノ教室では年に二回、春と秋にピアノの発表会を行います。今日は五月に行われた「春のピアノ発表会」の話。まずは、その準備編!

写真を見ていただくと・・・そう、子供たち、わき目もふらず働いてます(笑)。会場のデコレーション作りから、ゲーム大会の小物、ルール、罰ゲームのリスト、発表会の案内まで。

すごい。これはちょっとしたイベント会社。なみ。一生懸命なのはいいが、肝心の演奏よりも力が入ってる(笑)。レッスンではなく「イベントの準備をしに来る」みたいな。

ピアノのレッスンは一時間。本来は、その休憩時間やママを待つ間にやるはずの準備。なのだが・・・ま、いいか。
「ここまで弾けたら、準備にかかってもいいよ」
と言うと、三十分で弾けるようになる。じゃあ、なんだったんだ。これまでは!

さて、ゲーム大会の「景品」、および発表会の「参加賞」を、一つ一つ袋に入れているのはグロリアちゃん(写真一枚目)。黙々と作業してます。
「みんな均等になるように!」
という注文どおり、「紙風船、音符の鉛筆、キャラメル、チョコレート」などを小袋に分けて入れていく・・・

「なんだか、工場で働かされているみたい・・・」
だと(笑)。思わず爆笑してしまった。そのことをお母さんに言うと(言うか?)これまた爆爆笑。

三枚目のパウラちゃんは「国旗当てゲーム」の準備中。机の上にあるレインボーのチラシも、さささっと作ってくれました。スペイン語で「春のピアノ発表会」と書かれています。

四枚目の写真は、子供たちが作った「発表会のチラシ」を一堂に集めたもの。それぞれの個性がよく出ています。

六枚目は、ピアノレッスン室。その壁を飾りつけ「絵&工作の展示会場」にしました。ここに飾るため、子供たちは毎週少しずつ作品を手作りしていったのです。ここまで集まると、なかなか壮観!

そして、今回の新企画!は、なんと当日思いついた「落書きテーブルクロス」(九枚目)。白いビニルクロスをテーブルにテープでとめ、子どもたちにマーカーを「はいっ」と手渡す。
「好きなようにペイントしてね!」

みんなが集まるまでの間、子供たちが三十分かけて描いたテーブルクロス画。は、また明日、あらためて紹介します。私は台所にいて、見てなかったんだけど
「できたよ!」
って手を引っ張られて、目にして仰天。すごい。変身劇。なんだか料理の皿を置くのが、もったいなくなってしまった。

(明日に続く)