ダンスを練習するため鏡を購入

今年に入って始めた「サルサ教室」。そして四月から始めた「セビジャーナス教室」。のおかげで、毎週少なくとも四日(回)は踊っている。

まさか、49歳になって、ダンス人生が届けられるとは。思ってもいなかったが、これがはまるのである。自分でもびっくり。こんなに踊ることが好きだったなんて(笑)。だって、教室のない日は、うちで音楽をかけて汗びっしょりになって「一人踊り」している。これは、好きだからでしょう!

サルサはまだいい。が、セビジャーナスは「手と腕の動き」がポイントなので、どうやっても鏡を見て練習しなくてはならない。
「鏡かぁ・・・」

で、さっそくIKEAへ。もちろん、白羽の矢はハビ吉。
「車で連れて行ってくれる?」
「いいけど。何売うの」

理由を説明すると、ハビ吉はしばらく黙っていた。
「セビジャーナスのために、鏡を購入・・・」
「ステップはできるようになったけど、手&腕が動かせないんじゃ、夏のフェリアで踊れないじゃん!あと三か月でマスターするんだから」
「・・・・・・・」

こういう時、数秒黙り込むのが、ハビ吉である。基本的に「衝動的行動」によって、水瓶座は支えられている。ので、瞬発力は抜群。相手の言うことをまったく理解できなくても「その気持ち」だけはわかるので、こうして二十年以上も、私たちは友達として続いてきたのだ。

「予算は15ユーロだからね!」
「えー、それで姿見なんてあるかなぁ」
ついでに、オウムにかじられてボロボロになったゴミ箱(一ユーロ)も購入。丸椅子のクッションも。

ハビ吉は、民泊をしているので、新しいシーツセットを購入。
「ももの家も、民泊始めたらいいのに」
顔を見るたびに、言ってくる。が、なにより民泊をする「メンタリティ」が、私には備わっていないのだ。何事も、大切なのは「メンタリティ」だと思う。

あの「細々とアイフォーンでやり取りしなければならない」ことが、すでに苦痛。耐えきれないのだ。

ハビ吉を見ているとしょっちゅう「鍵の受け渡し時間」「到着時間の変更」「三日間の延長」「設備器具の確認」などをやっている。見ているだけで、気持ちが悪くなってくる。

「それに、家にお客さんがいたら、一人踊りもできないじゃん!」
「・・・・・・」

まずは、姿見を無事購入。オーレ!やや細身だが仕方ない。予算内で見つかったことに感謝しよう。

ちなみに、今月の20日~27日まで、お隣のコルドバ県では「フェリア」が行われています。セビジャーナスの衣装を着て、みなさん踊りまくっているはず。聞けば、連日三十度を越える猛暑とか。

まずは八月めざして、一人練習に励みます。