セビジャーナス教室の話

三週間ほど前から始めた「セビジャーナス教室」の話。本当は「サルサ教室」の話も書きたいのだが、時系列を尊重しようとすると、こうした近況ネタはどうしても後回しになってしまう。

というのも、すでに一か月前以上前の「飲食ネタ」が、いくつかアップできないでいる。飲食ネタはやはり季節ものなので、できるだけリアルタイムでアップしたい。

たとえば大阪のけいこさんが、マラガに遊びに来てくれて、二人して午後の五時からマラガのセントロを
「すごい勢いではしごした話」
とか(笑)。

さて、セビジャーナス教室。週に二回。自転車で三十分かけて通う。三、四キロあるので、ウォーミングアップにちょうどよし。メンバーは全員女性。四十代から六十代。もちろん、初心者は私だけ。

みなさん、始めて数か月になる方ばかりなので、基本的にセビジャーナスは最後まできちんと踊れる!ステップはすべてご存知のうえ
「手の動かし方を学ぶ」
「きれいなポーズをおぼえたい」
など、さらに磨きをかける段階。の中で、私一人が、よろよろとステップをおぼえている。

「左足を出して、引いて、左回り」
「そこで右足で支えて、床を二回蹴る!」
「はい、パセイージョ!」
「クルセ!四回続けて」

毎回、終わるとへとへと。しかし、みなさんに迷惑がかかるのも申し訳ないので、必死でおぼえ、さらに家に帰って復習。しかし仕事もあるので、なかなかまとまった時間がとれない。で、仕方なく

「仕事が終わった後の夜」
「仕事を始める前の早朝」
に、youtubeを見ながら特訓。音楽に合わせて三十分も踊っていると、めまいがしそうになってくる。

というのも、このセビジャーナス、ものすごく速いんですよ!見た目からは想像もできないいくらい。ステップにつぐステップ。超高速の四分の三拍子を一気に踊り切る。感じ。意外にもサルサの方がテンポがゆっくりしていて、四分の四拍子なので余裕がある。なんという。

唯一の慰めは、セビジャーナスは「四つのパート」からなり、これを永遠に繰り返せばいいので、覚えてしまえば誰とでも踊れる!というところ。

三週間で、「三つめのパート」まで来ました。そう、毎週「一つのパート」をマスター。ステップだけとはいえ、よくぞここまで(涙)。最初は正直
「こりゃ、ダメかも・・・」
と思いましたが、音楽に合わせて踊るようになってから、一気に理解できるように。

ピアノでも、ラテン音楽のようなリズムのある曲やスタイルが好きなので、アクセントを置くところを感じ取ると、体がぴぴっと動いてくれる。

あぁあ。これならなんとか八月のマラガの夏祭りに、間に合うかも。本当は写真もアップしたいのですが、すみません。それどころじゃなく。ステップおぼえるのに必死で。もう少し余裕ができたら、先生&教室の仲間たちの写真も紹介したいと思います。

マラガへお越しのみなさん、一か月から入れるセビジャーナス教室、体験してみませんか。スペイン人の友達もできるし、超おすすめです。