マラガの床屋

マラガの中でも、私の住んでいるエル・パロ地区は、超庶民地区。まったくあかぬけない。が、物価は安い。いわゆる余裕のある外国人滞在者はみな、マラガの西海岸に住んでいる。具体的に言うと、トレモリーノス、フエンヒローラ、マルベージャ、ミハスあたり。

この西海岸はお店だって、英語の表記があるし、英語の話せる店員さんがかなりいる。それに比べると、我らがエル・パロ地区は、英語なんて知るかいな。的、雰囲気。

今日は用事で郵便局と銀行に行き、その帰りに食料品を買って帰った。時間的余裕がないので、すべて自転車で駆け回る。暑い。まだ春なのに。頭の中まで汗をかいてしまった。

で、何の話かと言うと、マラガのエル・パロ地区は
「床屋および美容院が安い」
ということのなのである。マラガの美容院に行かなくなって、もう十年近くになるが、理由は価格でなく
「カットが気に入らない」
って、それだけ。これなら、自分で切ったほうがまし。ということから、ハサミなどちょこちょこ切っている。

で、床屋の話。今、すでに夜の九時近く。で、お腹がすいているので、やたら脱線。すみません。ビールが飲みたい。で、床屋。

マラガでは、男性はけっこう短髪系が多い。少し薄くなると、刈ってしまう人が多い。が、彫りが深いので、けっこう似合う。と思う。それに、ひげも生やすので、これが刈った頭によく似合う。

私は個人的に「刈った頭+ひげ」は好きなので、見ていてうれしい。ただし、ポイントは「もみあげ」。ここはみんなすごーくこだわっていて、気合を入れている。

どんなふうに。かは、写真を載せておくので、ご参照ください。ちなみにこれ、うちの近所の床屋さんの窓に貼ってあったもの。注文できるよう、ちゃんと番号もついてます。

お店をのぞいたら、カット5ユーロから。安いでしょう(笑)。女性用の美容院だって、洗髪5~10ユーロ、カット&ブローで10~15ユーロ。

マラガにお越しの際は、肝試しのつもりで、床屋&美容院にトライするのもいいかも。