偉大なる味噌汁のもと

先日、日本から持ってきた「味噌汁のもと(乾燥味噌汁)」を、じっと見ているうちに
「はて、味噌汁以外の使い道はないものか」
と、思い立った。というのも、賞味期限がすべて10月や11月なので、飲み切れるかどうかわからない。が、大切な日本の食材なので、有効に使いたい。

その日、私は「パスタ」を作っていた。「パスタとサラダと味噌汁」のランチ。ゆで上がったパスタに「さーてツナでも乗っけるか」と思った時。
「ここに、味噌汁のもとをかけたら、どうなるんだろう?」

これまで「パスタ&味噌汁のもと」という組み合わせは何十回と目にしてきたが、それを「組み合わせる」ことは思いつかなった。で、結果は。

「いけるじゃん!」
パスタのお湯をきる時に、気持ち茹で汁を残してからめると「味噌汁味のソース」になるのである。って当たり前だが。これに気をよくしてさっそく「ナス、玉ねぎ、ピーマンなどの炒め物」に試してみたが、これも実にいい感じなのである。味噌汁のもとをからめるだけで、いきなり「和風の味わい」になる。これは大発見であった。

そういうわけで最近、炒めもの、煮物、ありとあらゆるものに「味噌汁のもと」をかけて試している。ベラがいた時は「おいしいものを」めざしていたが、一人になってからうちのキッチンは「不思議実験室」のようになっている。興味、好奇心の誘うまま。
オウムもしかり。興味、好奇心の誘うまま。

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霧吹きを攻撃するオウム。結局、半日かかってこじ開けました。その集中力&継続力には脱帽。やってることの意味や目的はおいといて。