マラガ市主催の文化教室

私の住むマラガ市では、毎年9月に「文化教室」の「公募」が行われる。この文化教室に入れてもらうために、マラガっ子は大変な努力をする。私も友人に誘われ、今回初めてこの「選抜」に加わったのだが、さすがマラガ、あなどれない。たかが文化教室、しかしそこには想像を絶する努力と早起きが、あったのだ。

まず、申請にために、市役所の窓口に番号札をもらいに行く。これが朝の七時。この時点ですでにいやーな予感がしたが、これもすべて「油絵教室」のため!で、行ったら列。申請書をもらい書きこむ。で、また列。提出するのに。聞けば今日はここまで。数日後にもう一度、窓口に来なくてはならない。

なぜか。なんと教室に入れる人の「名前が一覧表になって貼り出される」から、という。おぉお、これでは合格発表ではないか。で、まさしくその合格発表の日、どきどきしながら窓口に着いたのが11時。すでにすごい人ごみ。そう、みんなの目的は一つ。自分の名前を探すこと。ったって、何百人のリストの中からですよ!

頭がくらくらしたが。これもすべて油絵のため!そして・・・
「あぁ、あったー!」
自分の名前を発見した時の喜び。受験以来だ。こんな興奮は。教室を始める前から全力投球。感謝の気持ちでいっぱいになってくる。

が、ここで手続きはまだ半分。これからまだ「支払い」「最終登録」が待っている。いったいどうなるのであろうか。(つづく)

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