すき焼きパーティ

CIMG3660 CIMG3656 CIMG3658 CIMG3653 CIMG3652 CIMG3663 CIMG3667 CIMG3668 CIMG3670 CIMG3672 CIMG3673 今日はマラガのセントロにある
日本料理レストラン
「OKAMI」へ。
それも「すき焼きディナー」が
待っているというのである。
おぉお。

実はベルギーから月一回
マラガへ来るたびに
ピアノレッスンをされている
IÑAKIさんのご招待なのだ。
おお~。太っ腹ー。
ありがとうございます。

5キロやせたはずが
すっかり戻りつつあります。

まずは「乾杯~」
なんとダビーとハビーまで
ごちそうになるという。
初めてのすき焼きに
興奮気味。

他のテーブルが
「しーん」とした状態で
お食事を進めているのに
このテーブルだけやたら
うるさい。すみません。

おいしそー。
早く食べたいー。

ダビーが聞いてくる。
「どうやって作るの?」
「・・・知らない」
「えっ、日本人なのに」
「思い出せない」

だいたいこのレストランに
来たのだって初めて。
マラガにあるのに。

IÑAKIさんが招待してくれな
かったらきっとこのまま
新年を迎えたにちがいない。

「大丈夫です、僕が作ります」
って、IÑAKIさん。
ご招待してもらってる上に
作らせるのか。
すみません。
お世話になります。

で、私は安心して
ワインなど飲んでいれば
いいのであった。
幸せだなぁ。

いい香りが立ち上ってくる~。
このみりんだかお酒だかの
甘ーい香りは
スペイン料理には
ありませんね。

「自分が鍋に入れた
肉を食べる」という
システムも
スペインにはなく
かなり盛り上がりました。
遊びじゃないって。

写真には写っていませんが
ダビーがワインを
ボトルで注文。
それも2本。
これはダビーのおごり。
私自身は貧乏なのに
なんて生活なんだ。

残った汁に
「ご飯を注文しよう!」
と言い出したのはダビー。
わかるのか?
スペイン人に。
この鍋の最後に雑炊をしたいと
願う日本人の気持ちが。

しめは、アイスクリーム。
あぁ、至福の時。
その時、IÑAKIさんが
そっと口を開いた。

「ブログを毎日続けている
のはすごいです。
皆勤賞をあげます」
「あ、これ皆勤賞なんですね」
「いいえ。それはまた別に
来週あたりどうですか」
「・・・・・・」

すき焼きの上に
またどんな皆勤賞が
待っているというのであろう。

一瞬、自分が貧乏で
どうやって家賃を
払っていこうか
考えている身であることを
忘れるような夜、であった。