ふくろうと女シリーズ

IMG_0542 (Small) IMG_0541 (Small) うちの前の海は、日光浴&泳ぐ人でにぎわっている。
いちおう暦では夏の始まりは20日前後なのだが、マラガはもうとっくに海開き。
浜辺に設置されたシャワーからは、水もちゃんと出るのだ。オーレ!

さて、浜辺にパラソルを立てるスペースがあるのは、6月中旬まで。
7月に入ると一気に「隙間なし」となる。
朝から場所を取る人もいるくらい(笑)

そんな太陽と海の好きなマラガの人たち。
私はあまり強烈な太陽は好きではないが
「太陽の光」が「色」を作る。
同じ色でも、太陽の光を浴びると
明るく、鮮やかになる。

地中海の強烈な日差しのもとで
暮らしているせいか
私は「鮮やかな色」が好き。
彩度の高い色、というのかな。

この2枚の絵もそうだけど
彩度が高い色づかいが
私の中から出てくる色。

しぶい色、くすんだ色も
それなりの味があるのでしょうが
今の私は「彩度の高い色」に
支配されている。

自分の中にある色を、描く。
自分の中にある音を、弾く。

だから、刻々と変わっていく。
毎月、毎年。
同じモチーフ、同じ曲でも
描き方、弾き方が異なる。

自分の内側、内面と向き合って暮らす
アーティストは
実はとても無防備だと、思う。

知識や常識、地位や肩書で武装している人に
攻撃されることも、多い。

今年は、これまで書いてきた
「内なる言葉」が3冊ほどたまったので
それに画をくっつけて
「画文」企画を、ぜひ始めてみたい。