音楽学校のアウディシオン

CIMG0227 今日は「コンセルバトリオ(音楽学校)」の学期末試験
および発表会にあたる
「アウディシオン」を紹介します。

このとおり!
ちゃーんと舞台に上がり、グランドピアノを弾きます。

演奏してるのは、うちの教室に来ているカーラちゃん。
頭に真っ赤なおリボンつけて
靴も赤でそろえてある。かわいー。

それでも、日本に比べると
みんなラフな服装でしょうか。
マラガだから。
私もジーンズにシャツで行きました。

さて、この写真の「コンセルバトリオ」は
うちから歩いて10分のところにあります。
他にもマラガ市内には
いくつかの「コンセルバトリオ」があり
音楽科だけでなく、ダンス科もあります。

スペインらしい、といえば
このダンス科に「フラメンコ」があることでしょう。
べラが以前、バイオリンを教えていた女の子は
「コンセルバトリオ」のダンス科だったので
フラメンコがとても上手に踊れました。

楽器を習うなら、子供の頃から
「スポーツ&ダンス」を同時にやっておくと
抜群にリズム感や、呼吸がよくなります。
瞬発力も上がるし。

私は小学生から大学まで
ずっと体育系でしたが
逆に「スポーツ」のあい間に
「ピアノ」だった気がする(笑)

カーラ、イネス、ラファ・・・
みんな最後まで、すらすら~っと弾けました。
よかった、よかった。
拍手喝さい。私たち応援団は。

今年一年、お疲れさまでした。
後は音楽理論のテストだけ。
これが終われば、待ちに待った夏休みが
6月20日前後から始まります。

マラガの子供たちの夏休みは
6月20日前後から、9月上旬まで。
学校によってちがいますが
3か月もお休みなのだ。
すごいー。

出校日もないので
3か月、学校や勉強を忘れて
生きていられる。
この「完全に日常リズムからはずれて生活する」
というのが
スペインでは夏休みの正しい過ごし方。

こうして小さいころから
「バカシオネス(バケーション)」というものに
心と体が、慣れていくのでしょうね。