ベラの腰と歯はどうなったのか

「バルセロナへの旅・2」を書いていたら
ベラが横から、不服そうに口をはさんだ。

「写真を入れてよー。
せっかく山のように撮ったんだから」
そうであった。
ルイスへの誕生日プレゼントとして
私は「カメラマンになる」ことに決めたのだ。

土曜日のお誕生日ランチは
「ウルグアイ風バーベキュー」。
家族&友達が集まり、総勢18人。
もう、すごい肉の量(笑)
確かに、これは写真付きに限る。
150枚は撮ったかな。

というわけで、写真入力のため
続きは明日から再スタート!
PC作業が遅くてすみません。

そのかわりと言っては何ですが
ベラの腰のMRI検査の結果を
報告しましょう。

「脊椎間狭窄症」
せきついかんきょうさくしょう。
日本語でも難しいのに
スペイン語で言われて
まったくわからず・・・なんだこりゃ。

医療用語は辞書でひいても
出てこないので
パソコンに聞いて、やっと解明。

来週、治療について話を聞きに行くことに。
つまり、まだ始まってないのだ。治療が。
Jドクターのつてを頼っても、これ。
遅いなぁ。気の長い話だ。

その間に、べラは歯医者にかかり
下の歯を3本抜かれ、さらに3本。
計6本。

「残った歯で、がんばって食べます」
と、健気に、気長に50分かけて食べている。

ちなみにこちらの治療は、早い。
というのは、スペインは歯の治療は
「保険がきかない」
つまり、すべてプライベート。

一回、行くたびに50ユーロ、100ユーロ、
200ユーロという単位で、お金が消えていく。
私はスペイン滞在17年で
1回行っただけ。
虫歯のため、診察、治療、確認の3回通院で
日本の10回分くらい払ったんじゃないかな(笑)

ヒューと息の抜けるような声で、べラが訴える。
「ニッポンで食べるためにも、歯を治します」
そう思えば、痛みも脹れも
つらい支払いも、我慢できるのらしい。

おかげで私は
「柔らかいもの」ばかり作る毎日。
ポテトサラダ、ガスパチョ、超柔らかい野菜煮、
雑炊、白身魚、ゼリー・・・
自分用に別に作るのが面倒なので
ベラと一緒に「介護食」を食べている。

両親が「魚の缶詰」を
勧めてくれたので
今夜のメニューにしてみよう。