20.後藤KK&クロ隊長と科学館へ

IMG_0548 (Small) IMG_0547 (Small) IMG_0549 (Small) IMG_0550 (Small) IMG_0558 (Small) IMG_0555 (Small) IMG_0564 (Small) IMG_0566 (Small) IMG_0574 (Small) IMG_0577 (Small) IMG_0578 (Small) 今日は、後藤KK&クロ隊長と、名古屋で待ち合わせ。
(去年の11月29日のことを書いています)

晴れたら「清州城」散策の予定だったが、この日はあいにくの雨。
名古屋科学館&プラネタリウムをのんびり見学することに。

なにしろ最後に名古屋市科学館に行ったのは20年以上前。会社員をしていたときなので、ずいぶん変わっているだろうなぁ。

まずはランチへ。
大きなエビのかき揚げ&きしめん。これですよ。
スペインの友人に食べさせてやりたいなぁ。でもこれを、フォーク&ナイフで食べるんだろうなぁ、やっぱり。

さて、腹ごしらえした後は、「名古屋市科学館」へ。
おおーっ、いきなりチケット売り場からして変わってる~。
というか、世界ミュージアムの規模ですなぁ、これは。
あんまり驚いて、口調まで変わってしまった。

ベラの腰痛がひどく、とても歩き回れそうにないので、車イスを申請。その間に後藤KKが、チケット購入の列に並んでくださる。

この時期はちょうど「特撮」に関する展示が行われていたので、超ラッキー!
「すごい~っ」「おおー」「本物みたいじゃー」
って、感嘆の声がとまらず。

左の写真、これ、ジオラマですよ。ミニサイズで作られているのに、カメラのレンズを通すと、ほら!本物みたい。すごいー。

車イスを押す後藤KK。クロ隊長には車で送迎してもらい、べラ、至れり尽くせり。
お二人のチームワークのよさに脱帽。

展示中の「街並み」や「怪物」を使って撮られた「特撮映画」が、ミニシアターで見られるようになっていて感激!
「ああー、これが映画ではこうなるのか」
と、わかるしくみになっている。
制作スタッフの人たちの、メイキング映画も感動~だった。
「CGでなく、あくまで特撮、手作りにこだわるその職人の精神」に思わず涙が出てきましたよ。はぁあ。
テクノロジーは便利でも、さまざまな分野で「本物の職人さん」たちを、追いやっているのだと思う。

さて、20年ぶりに訪れた名古屋市科学館は、丸ごと「実験室」のよう。展示だけでなく、体験できるように作られており、あっというまに3時間。

しめは「世界一大きなプラネタリウム!」
って、後藤KKが、胸を張って言ってくださったので、期待が膨らむ。

が、居心地のいいリクライニングシートにもたれ、辺りが暗くなってくると
私の両側から、かすかな寝息が・・・

「アンドロメダは・・・」
という説明にまじって
「寝息」が次第に、「いびき」に変わっていく。

「まさか」
と思って左側を見ると、ベラが口を開けて眠りこけており
右側を向くと、後藤KKが文字通り
「グーグー」といびきをかいて
別の世界に、旅立っていらっしゃる。

「ううーむ、『世界一のプラネタリウム』で『シエスタ』とは」
なんか、すごく贅沢な響きだ。
途中からピタリと、後藤KKのいびきが止んだところをみると
クロ隊長に、起こされたのかもしれない。

「すばらしかったですね、アンドロメダ」
と出口に向かいながら、後藤KKに話しかけると
「疲れて眠っちゃった・・・ベラも?」
と、二人で眠そうな顔をして、うなづあきっている。
国境を越えて、男同士、
これでまた、理解が深まったようす。

さて、再びすばらしいチームワークで
車イスを返却する間に
クロ隊長が車をパーキングから取ってきてくださり
これからお待ちかねの夕食タイム!
「ああーお腹すいてきたなぁ、よーっし」
と、急に元気になる後藤KK。

この変わり身の早さ。
「変わってないなぁ」
と私は一人、20年以上前
まだ後藤KKが、私の上司であった頃を思い出していた。

会議中のひしがれたような背中が
「これから、カラオケ行きません?」
という言葉を吸い込んで
蝶のように美しく変身する。
あの、華麗な変身劇。

自分に正直。
いや、快楽に正直なのか。

「みなさん、こんばんはー!」
そのとき懐かしい声が、前方から響いた。
「ああーっ、須田さん!」
「夕食に合流させてもらいます」
「中華、行こうと思うんだけど」
「いいですねぇ」

名古屋の夜は、続く。

★後藤KK&クロ隊長
「名古屋市科学館めぐり」では、ベラともども
 いろいろとお世話になりましてありがとうございました。
 ブログに写真を使わせていただいていますが
 もし「これはだめ!」というものがありましたら
 お手数ですが、ご連絡よろしくお願い致します。
(明日に続きます)