マドリッドのランチ

CIMG5090 CIMG5093 CIMG5096 CIMG5094 CIMG5099 おなかをすかせ、マドリッド
の中心街をよろよろと
歩き回る私たちの目に
「メヌ・デル・ディア」の文字
が飛び込んできた。
スペイン語でお得な
「ランチメニュー」のこと。

さっそく飛び込み尋ねると
「前菜、メイン、飲み物、
パン、デザート、税込み」
で、12ユーロという。
マラガなら8~10ユーロ
だが、サンドイッチが
ひとかけら3ユーロの
マドリッドなら納得の値段。

ベラが選んだのは
前菜・ガスパッチョ
メイン・肉団子とポテト
飲み物・赤ワイン
デザート・チョコムース

私が選んだのは
前菜・パエジャ
メイン・豚肉とポテト
飲み物・赤ワイン
デザート・プリン

結果から言うと
とても、おいしかった。
チョコレートムースを前に
ベラ、至福のとき。

ウエイターはペルー人の
女の子で、ベラとの
おしゃべりに花が咲いた。
マドリッドで見る限り
ウエイター&ウエイトレス業は
圧倒的に外国人(移民)が
多い。そして彼らは相手が
中南米人だとわかると
同じ郷里、と言わんばかりに
うれしそうに話をする。
故郷から遠く離れた
スペインではペルーも
ウルグアイもお隣さん。
同じ大陸、みな兄弟。

チップを置き、店を出る。
これが、国立図書館。
中には入れないが
これぞヨーロッパの図書館
荘厳な外観が目を引いた。
(つづく)